平成29年度山鹿市企業連絡協議会と城北地域先端技術波及促進協議会の合同講演会を開催しました
平成30年2月22日(木)午後3時から山鹿市富士ホテルで山鹿市企業連絡協議会と城北地域先端波及促進協議会の共同主催により合同講演会を開催しました。
まず、冒頭では、熊本県企業立地課 末藤尚希課長より熊本県中小企業における人手不足の状況と生産性向上の必要性について説明がありました。
内容は、県内における有効求人倍率の推移や人材の流出の構造など現在の状況や生産性向上に向けた新技術の活用など国の支援施策の動向について詳しく説明がありました。
また、講演会では、「熊本県経済の現状と課題」と題して、日本銀行熊本支店倉本勝也熊本支店長を講師に招き、講演をいただきました。
講演会には、会員企業の他、山鹿経済懇話会を合わせ75名の参加がり、倉本講師の講演に聞き入りました。
倉本講師は、専門的な知識を活かしさまざまな資料を分析及び解析され、復興2年目における熊本県の景気判断は全体的に緩やかな拡大傾向にあるが、業種によりばらつきがあることや経営資源の内部的状況は厳しくなっているとの現状を丁寧に説明され、解決手段として、業務改革の加速化と地域外コミュニケーションの拡大を提案されました。
今後の両協議会の活動においても、社会動向を重視しながら企業、行政及び地域が一体となった取り組みの必要性を強く感じさせられた講演会でした。